現場が落ち着いてきたと思ったらまた中央管理室レイアウト整理なんかでやらなきゃいけない事が出来ないでちょっと月末がこわいラッカンフェードラです😅


今回はビルメンが管理する「設備」って何なのか?って事を少し書こうかなと思います。

設備って言葉は結構ふわふわしててはっきりとした境目がないように思います。
病院なら医療設備があるでしょうし、商業施設や食堂がある所は厨房設備があるでしょう。大きなホテルや温浴施設なんかには濾過装置なんかもあります。

今回からのシリーズはとりあえずどこにでもあるような共通の設備について書きます。


ビルメンでの設備というとざっと別けると

電気設備
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空調設備

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給排水設備
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熱源設備
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建築設備
(ドアとか階段とか)
消防設備
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搬送設備
(エレベーターとかエスカレーターとか)

と別けられます。
別けられますが、実際のところ空調にも消防にも電気は使用されてますし、熱源設備は空調設備や給排水設備とも密接に絡みます。搬送設備は建築設備に含まれるとも言えたりするので時々

「どっちなの!?」

と書類作成時に頭を悩ます事があります(^o^;)

まずは⚡電気設備⚡からいきましょう。

要は

①発電所から送電線で変電所を経て配電線で建物に引き込み、
②開閉器を経て受電をして建物内で使う電圧に変えて、
③建物内にある各所の分電盤に分配して、
④そこのブレーカーから伸ばした配線を、
⑤機器に繋いで使用する。


上の①~⑤の内、ビルメンとしては②~④のブレーカーまでと認識しています。ざっくりとした説明なので簡単なようで複雑な機械がたくさんあります。
また、別ルートで非常用発電機やバッテリーからというのもありますが、こちらは電気設備であり消防設備でもあるというめんどくさい位置付けになっています。
あとは、モーターもそうですが、こちらは大体ポンプに使うので給排水設備とも言えます。残るはコンセントや照明の「電灯負荷」と呼ばれる物でしょうか🔌💡

もちろんブレーカーから電気を使う機器を繋ぐ工事には電気工事士の資格や知識が必要ですが、こういう工事の区分はその機器の性質によります。空調設備に繋ぐなら空調屋さん、熱源設備に繋ぐならそのメーカーさんがやるので、電気屋さんはモーターとかコンセントですね。


これらを業務で扱うには電気系の資格を取得するか、低圧や高圧・特別高圧の「電気取扱い講習」を受ける必要があります。

資格についてはまたの機会としたいと思います。



どうだったでしょうか?
自分で書いてて訳が分からなくなってきましたが簡単にいえば、ブレーカーから受電の開閉器の間の電気の通り道全部って事です😅

おのおのの機器についても機会があれば書いてみたいと思います。



それでは今回はここまでにして次は空調設備の事を書くつもりですのでよろしくお楽しみくたさいませ✨