さてさて今回は第二回
🌬️空調設備☀️について書いてみたいと思います。

空調設備っていうと設備屋さんや工事屋さん以外はまずエアコンを思い浮かべると思います。
1478413652516


合ってます。まったくもってその通りです。
一般家庭にあるエアコンは、空気中のチリをフィルターで除き、冷媒によって温め、または冷やし、機種によっては加湿もしてくれて、インバーター制御等によって風量を切り替え(これはインバーター以外にも制御のしようはありますが)、部屋の中を設定通りの適切な空気環境にしてくれます。

これなら他にはもう必要ないんじゃないの?
なんて思われるかもしれませんねf^^;

しかし、人間はいくら快適であっても常に新鮮な酸素を供給されていないと死んでしまいます。また、ガスを使えば排気しないと中毒を起こします☠️
なのでキッチンやお風呂場には換気扇を設置し、他の部屋ではたまに窓を開けて換気しないといけません。
学生の時は、
「寒くても窓を開けて換気しなさい」
とよく言われていたものですね😅

ところで自分は最近まで空調機と外調機の違いが判らなかったのですが、どうやら外気を入れてどうこうするものを外調機というらしいですね。つまり、換気扇は外調機の一部?いやそれだと「調」の部分が意味不明になるので違うかなやっぱりf^^;すいません、まだこの辺りは勉強不足ですm(==)m


その他のものは一般家庭では特に意識するものはないでしょうか。
ダクトやダンパーもそうなんですが家庭では見えないですしね。

これがビルや商業施設なんかだと、省エネや来客、偉い人の為にいろんな機器が取りつきます。

全熱交換器
KIMG0683

やファンコイルユニット、送排風機、
エアハンドリングユニット
1479896635315

やVAVにCAV、
加湿器
KIMG0682

や除湿機なんかでしょうか。
個々の機器については割愛します。

これらは中央監視装置や各種センサーで制御されて建物内を外部の空気環境から遮断して快適に保ちます。
ただ、💲使えば電気代は掛かる💸事は認識しなければなりませんが。


いかがだったでしょうか?
空調も結構奥が深く、やたらと電気関係ばかりが注目されるビルメン業界でも空調設備はしっかりと自分の立ち位置を確立しています。現実、オーナーさんからは、「暑い寒い」とわがままにも思える対応を迫られる事がしょっちゅうあります。単に設定をその通りにすると今度は電気代やその他のコストが上がってしまい今度は、

エネルギー管理はどうなっているんだ💢😠💢」

などと怒られてしまい下手を打てば解約される恐れもあります。
この辺知識と応用力が試されるところでもありますね。オーナー側の施設担当者もその辺りの知識や経験がある人も多いのでいい加減な事をすると苦情になりますし。


とまぁいろいろ書きましたがまとめると
空調設備とは、建物内の温度・湿度・気流・清浄度をどうこうする機器とその付属物たち。
と覚えておけばいいですね。



次回は給排水設備についてにしようかな?