今回は電気設備の点検について
電気設備といってもいろいろありますが分電盤や配電盤にしようと思います。
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点検といっても特別な技能が要るのは測定くらいなもので大体は目視点検です。
仕様書にもよりますが月次点検だと
1.主幹ケーブルの端子台や主幹ブレーカー接続の緩みの確認
  これはケーブルを掴んで揺らしてみたり、ネジ留めに引いてあるチェックの為のマーカーとのズレで確認します。

2.発熱の有無
  負荷が大きいとブレーカーの発熱量が大きくなって熱くなります。ブレーカー本体を触ってみて暖かかったら要注意です。
  これが大きくなるとブレーカーの中の熱動素子(バイメタル)が接点を開いて、いわゆるブレーカーがトぶ(トリップ)現象をおこします。触らずに放射温度計を使うのが安全なやり方ですが時間が限られている状況だと触って確認するのが早いですね。もちろん感電には要注意です。

シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010

  ちなみに知っている人も多いかもしれませんが、ブレーカーがトんだら、ただONに上げるだけでは戻りません。一旦OFFまで落としきってからじゃないとONには出来ないので注意しましょう。

3.破損・焼損・断線・外れの有無
  ケーブルや電線の外観状況の確認です。
  この辺は巡回でもチェックする項目ですが、見るポイントを具体的にしておかないと、ただなんとなく見ているだけになりかねません。なので私は
「焼け・切れ・外れのぶっ壊れ」
と口ずさみながら点検しています。

4.測定
  各盤の電流値や電圧は盤面の計器に表示されていますが、漏えい電流、つまり漏電電流値は測定しなければなりません。
クランプメーターで主幹3本のケーブルを挟んで測定しますが、接地線を挟むやり方をする時もあります。
これが1mA以下であるのが正常です。
ちなみに職業訓練校で教わった事ですが、42mAを「死に電流」と言って、42mAまでいった電流を食らうと・・・・死にます!!
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(STRAIGHT/ストレート) AC/DCデジタルクランプメーター 15-147

あとは盤の前に物品が放置されてないかを確認するくらいでしょうか。
内容的には難しい事はないですが建物の中にはたくさんの分電盤があるので全部やろうとしたらわりと時間を食います。



配電盤の点検
配電盤は受変電設備から各分電盤へ電力を送る盤ですが、点検項目は分電盤とさして変わりはありません。しかし、電気の根本にある設備の一つなので分電盤よりは注意深く見なければなりません。
トランス(変圧器)の温度も温度計で確認して異常な温度上昇なども原因を把握するように努めておかないと上司やオーナーから突っ込まれて答えられなかったら信用を失う事になるので注意が必要です。
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他のポンプや空調機の点検では絶縁抵抗測定や運転電流の測定を行う事もありますが、盤自体の点検としてはこのくらいですね。
それらの点検についてもいずれ書いていこうと思っています。

どの点検でもそうですが電気が絡む作業は感電防止には最大限に注意をしていかなくてはなりません。

それでは今回はこれまでにして、次回をお楽しみに~( ´∀`)ノ




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