昨日は選挙日でしたね。皆さんは投票に行かれたでしょうか?
自分はまぁ忙しくて・・・・・・f^^;
ところで選挙ポスターでとある候補が
「すべての学校の体育館にエアコンを」
なんて事を書いてるのを見かけました。
まぁ良い事だとは思いますがね、ビルメンとしては空調を全部ひっくるめてエアコンと表現しているのに溜息が出るのですよ。
もしやルームエアコンみたいなのを付けようとしているのではあるまいな?
正直そうだとしたら
「お前少しは勉強してからしゃべれ。教室に付けるのとは違うぞ!」
と思う訳です。
少し知ってる人だと
「天井カセットタイプや床置きタイプとか体育館の規模にもよるけどアリかも知れんな」
と考えるかも知れませんね。
天井カセットタイプ
床置きタイプ
仮にこういったタイプを体育館に設置したとすると球技とかできなくなりそうですな。ボールがぶつかって破損→修理以下エンドレスな光景が手に取るように見える。
なら他にどうするのか?
という問題がある訳ですけど、都市部なら「地域冷暖房」で冷水や蒸気を買って各教室含めた体育館に配管や吹出し口を付けてやるか、冷凍機やボイラー、エアハンドリングユニットもしくはファンコイルユニットのセットで空気調和してやるしかないと思うんだよなぁ。
エアハンドリングユニット
ボイラー
ターボ冷凍機
ただ、ファンコイルユニットだと天井隠蔽限定になって保守がし辛くなるからビルメン的にはやめてほしいところf^^;
しかし、この方式は初期投資がかなり掛かり、個々の機器にはべらぼうに金が掛かる。そうするとやはり地域冷暖房から冷水・温水を買うのが費用的に安くなるのかなぁ?
地方で地冷(地域冷暖房)がない所だと、どうせ金が掛かるのなら、吸収式冷凍機にすれば良いと思う。これなら冷水も温水も作れるし、切り替えは装置とヘッダーのバルブ操作で済む。
デメリットは機種にもよるが、どちらかしか出来ないのである箇所で暖房、ある個所では冷房といった運用が出来ない所かな。
吸収式冷温水発生機
フロンを使用するエアコンは設置するのだけなら費用も抑えられるけど使用電力は時間や出力によっていくらでも高くなるし、電力デマンドに注意しておかないと契約電力で電気の基本料金の継続的な問題に直面する事になるでしょう。
上記のような熱源機器を設置すると設置・購入費用はべらぼうですが付けてしまえば後は燃料費や電気代は掛かるものの時間を決めてしまいさえすればランニングコストも計算しやすくなるので予算も立てやすくなるでしょう。
ただ、個人的には地冷の整備をこそ地方・都市部の区別なく政治家のい方々にはしてほしいと思うところです。
では今回はこれまでにするとして、また次回をお楽しみに~( ´∀`)ノ
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