今回は空調関係からいくらかやっていきます。

まずは空調の諸方式から

最初に大きく2つに別けられる。
中央熱源方式
個別分散熱源方式

中央熱源方式は端的に言えば
一つの機械室に熱源の機械と空調機等を置いてそこからダクトを引っ張って風を送る。

個別分散熱源方式
各階・各部屋にパッケージエアコンなんかを置いて個別に空調するって感じ。

次に
熱媒方式
全空気・水ー空気・全水・冷媒
など色々あるが、簡単に言えば
熱源で作った熱や冷熱をどうやって部屋などに運ぶか?
って考えればいいかな?

なんとなく雰囲気でどうにかなる
・・・・と思うf^^;

そしてダクトの方式
単一ダクト方式と二重ダクト方式
単一ダクト方式
空調機で冷風のみ、あるいは温風のみ作り、1本のダクトから幾つも分岐して各部屋に風を送る。

二重ダクト方式
空調機で冷風と温風両方作り、温風ダクト・冷風ダクトの2本のダクトを館内に分岐させ、各部屋の前に混合ユニットを置き、イイ感じに混ぜて部屋に送風する。
KIMG1161

単一ダクト方式にも下には風量制御
定風量方式と変風量方式があって、
定風量方式はCAV方式と言われ
風量は一定で、制御は「開」か「閉」しかない。

変風量方式はVAV方式と言われ
設定に応じて開度を変えられる。

CAVやVAVはダンパーの開け閉めする物と思っておけばいい。

ファンコイルユニット方式
FCUとも表記。
熱源から冷水管または温水管を内部に引っ張って中でファンを回して冷風・温風を出す。

2管式と4管式があり
2管式は冷房か暖房どちらかのみ、
4管式は自由に切り替えられる。

冷房時は除湿は出来る。
しかし、暖房時の加湿は出来ない。
外気を取り入れている訳ではないから、換気用に別にダクトや換気扇が必要になる。
KIMG1162


放射冷暖房方式
なんか放射パネルってので天井や床面を暖めたり、冷やしたりするらしい。
湿度はコントロール出来ないから夏は結露に注意が要る。


パッケージユニット方式
天井に付いてたり、駐車場やサーバー室の壁沿いにデン!って置いてあるやつ。
室外機と室内機がある所謂エアコン。

マルチユニット方式
1つの室内機で幾つかの室内機をまかなうエアコン。
ヒートポンプがどうのは今は考えなくていい。


各階ユニット方式
単一ダクトの空調機を各階の機械室に置く。
熱源は中央。


換気について


目的
室内空気の浄化
熱除去
酸素供給
水蒸気除去
臭気除去


換気の種類
自然換気と機械換気に別けられる
自然換気は
圧力差による風力換気
温度差での浮力による温度差換気がある。


機械換気には第一種換気~第三種換気がある。
1種は
機械給気・機械排気
室内圧力は自在
2種は
機械給気・自然排気
室内圧力は正圧
3種換気は
自然給気・機械排気
室内圧力は負圧

KIMG1163


外気導入率x
CS=xCo×CR(1-x)
CS:吹出し口濃度
Co:外気濃度
CR:還気濃度



所要換気量(1人当たり)
事務室  :30㎥
工場   :40~60
病室   :60
レストラン:30

所要換気量(面積当たり)
事務室  :12㎥
工場   :15
病室   :15
レストラン:25
KIMG1164

たばこと換気
1本当たりの浮遊粉じんについて130㎥
 喫煙者に付いては15㎥/h
非喫煙者については30㎥/h


必要換気量
建築基準法では
20㎥/h・人(実際には30必要とされる)
二酸化炭素における必要換気量
ザイデルの式では
Q=K/(Pi-Po)
K :一人あたりのCo2発生量
Pi:室内Co2濃度
Po:外気Co2濃度

で出せる。

温度上昇における必要換気量
Q=H/λ(tiーto)
H :室内発熱量
λ   :室内の比熱(一般に0.28)
ti:保つべき室内温度℃
to:外気温℃



さすがにこれだけ打ち込むと疲れますねf^^;

正直なところ、過去問やらないとって焦っているんですが、解らない事があると過去問の本を開く事すら嫌になってしまうのが自分の性格のダメな所です(><)。


ビル管の試験は計算はあまり無いと聞いていましたが熱系・照明系・電気系などなど結構公式も出てくるので、単語帳なんかも作って暗記しようなどとも考えていますがどの程度イケる事やらf^^;。

あとはこういったyoutubeなんかにある、講義なんかをスマホに落として出勤中に聞いたりなんかもやっています。


試験までもう間がないので少しでも勉強して不安を解消していきたいと思います!!


ではまた次回をお楽しみに~( ´∀`)ノ





 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村