さてまずは何を書いていきましょうか?

とりあえず現場に配属されて困った事を基に書いていこうと思います。

初日に入った時、いきなり警報盤が鳴動しまして見ると「〇〇ポンプ故障」と表示されていました。
それを見た時まず最初に思ったのが
「◯◯ポンプって何処?何のポンプ?」
です。
この〇〇は記号であってポンプの種別(汚水とか湧水とか)ではありませんでした。そしてポンプの場所がわかりません。
前任の会社から図面の場所も教わらずいろいろかき回してポンプの配置図を発掘してようやく場所を特定し、行ってみるとなんか業者が作業やってる・・・・・聞けば今日は排水槽清掃の日なんだと・・・・・・聞いてねぇ!!

という事で把握する物その1
設備や操作する可能性のある機器(家電的な物も含む)の配置図
ですね。
michi_mayou


次は
配管
配線
ダクト図
です。
配管で言えば、漏水があった時はテープやシール材で塞ぐ前に上流にあるバルブを閉めたりしなければならないので、図面で追っていったりしますし、トイレが詰まった時には掃除口からトーラーでグリグリして詰まった物を開通させたりもしますので詰まった所の下流や他との合流点を探して他への影響を考慮する為に配管図を使います。もちろんオーナーへの説明もこれを使います。

配線図は結構手広く使います。
コンセントなどの配線図を追って行ってそれがどの盤のどのブレーカーなのかを調べたり、新しくコンセントを増設する為にどこから「渡り」を取るか?とか決めるのにも使います。
実は現場で、
「あの辺のコンセントに合計〇〇Wの機器を使いたいけど平気?」
って聞かれて他の負荷との兼ね合いもあるから即答できないのでブレーカーを特定しなきゃならんという状況があったのですが、図面には「一部の配線が書かれておらず盤のブレーカーに書かれている負荷名称とも系統が違う」という
「おいおいフザケンナ」
なんて事になってました。
結局後日にサーキットチェッカーで対応ブレーカーを特定するなんて本来しなくていい作業が発生するという事態になってしまいました。

共立電気計器 配線チェッカ 8510

ダクト図は配管図と似たような感じです。
もっともこちらは空調のコントロールに使います。
ちゃんと制御しているのに空調対象から「暑い」「寒い」と言われたら何がおかしいのか原因を探らなくてはいけません。
現場まで行って吹出し口や吸込み口から風が出入りしていなければそこから辿って行って調べる訳です。もしかしたら所々にあるダンパーが上手く開閉していなかったり、ダクト自体に損傷がある可能性もあります、また途中の送風機が故障しているかも知れません。
それを探す為にダクトの流れを図面で追って行くのですね。デタラメに天井の点検口を開けていったらいつまでもわかりませんから。

他には各設備毎の機器表も要りますね
どんなに小さな建物でもポンプや送風機、今世間を賑わせている首里城火災の犯人扱いされてる分電盤はたくさんあります。
breaker_siwtch_woman
機器表はこれらを基本的な情報とどこにあるかを載せているわけですが、竣工時から居ない人にはそもそも何が何処にいくつあるかも分からないのです。
これがないと点検表に漏れがあったりと契約不履行どころか法令違反にも繋がりかねない程の重要書類です。
私などはこれが不完全なせいで未だに点検表の内容を更新し続けるよという状況がエンドレスです。
money_choubo


他には各機器の取扱い説明書ですね。
設備員なのにわざわざ説明書見るの?
なんて思うかもしれませんが、設備員も素人よりは知識はあるとは言っても、現場が違えば使ってる設備や機器の型式やバージョンも違う訳で細かい操作なんかまでは分からないんです。
だから説明書を見て不具合が出たら参考にするんですね。

例えば、この記事冒頭のポンプの故障ですが、警報盤には「故障」と表示されてるだけで「何の警報」なのかは表示されていませんでした。
IMAG0560
こういう時はそのポンプ制御盤に記号で表示されているものです。
ですがポンプメーカーはいろいろあるし、機種も様々なので見ただけでは分かりません。
そういう時に説明書を出して照らし合わせて特定するのです。
まぁ盤面に表示リストだけ貼ってある事もありますがf^^;


どうだったでしょうか?
かなり駆け足でしたが、配属後にはわりと把握する事が多かったりして驚いたかと思います。

ほんと
「ビルメンは楽」
だなどとどこのタワケが言い出した戯言なのかとf^^;
でもその中で自分のスタイルを編み出せたら楽しい仕事だと思うので敬遠はしないでほしいと思います<m(__)m>



ではまた次回をお楽しみに~( ´∀`)ノ




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