今日も今日とて寒い日が続きますね。
こんな日は炬燵に入ってのんびりしていたいものですf^^;
kotatsu_neru
とは言え今日は平日人は働かなくては生きていけません。
寒さに耐えつつ仕事です(TT)

まぁ自分は今日はお休みなんですけどね♪
シフト制の仕事はこれが醍醐味かなぁ、その分土日とか祝日とか関係なくなってしまいますがf^^;

さて、建物の管理をする我らがビルメンは当然館内の空調をコントロールしないといけない訳ですが、空調に関する資格には
冷凍機械責任者
ボイラー技士
があります。
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これらの資格、5chなどではビルメンには役に立たないなどと言われています。

これ、勘違いしてはいけないのですが、ここで言う役に立たないとは
「資格があるから機器を操作出来る」とかそういう役の立ち方ではない
であって必要でない訳ではない
という事です。
この辺の思い違いをして資格取得に消極的な人が言い訳している事が多いです。
ま、ボイラーは操作にも資格を必要ですが・・・

 会社は新規物件を受注する営業活動に資格取得者数をアピールしますし、他社との違いを出す為に資格保有者常駐を必須条件にしたりと工夫します。
 個人は個人で資格手当てや選任手当てで給料アップを望めるし、取得すれば報奨金が出たり、ボーナス査定がアップします。これは一時的だったり、金額頭打ちがあったりもしますが年収に大きく影響しますね。
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つまり役に立たないとか普通に考えてo0400025014405698949
と言いたい所ですよ。

さてこの二つの資格。
字面から冷凍機械責任者は冷房、ボイラー技士は暖房機器に使うと考えがちだと思います。

でも待ってください。
エアコンやこれまで過去に紹介してきた空調機器は冷房暖房両方できますよね?家庭のエアコンにしたってそうです。

現役ビルメンの方や過去記事を見ていた人は判ると思いますが、これらは熱源機器の資格です。目的は冷水・温水の製造が主ですね。冷凍機なんかは冷凍庫なんかにも使いますが、エアコンの冷暖房も実は冷凍機械責任者の知識だけでカバー出来ます。

さらに言うならば、
冷凍機械責任者は、相転移による放熱・吸熱
ボイラー技士は、高圧力の蒸気の物理的な危険性
を中心に据えているように思います。

もちろんそれだけではないのは当然ですが、後になって考えてみると
環境とか安全確保
を念頭にテキストも作られていました。
この辺を意識すれば勉強も捗るんではないかな?と思います。

また、
最近というほどでもないですが、しばらく前から操作に資格の要らない吸収式冷温水発生機チラーなんていう機器も登場しています。
チラー
空冷チラー

吸収式冷温水発生機(吸収式冷凍機とも)

この「操作に資格の要らない」を取り上げて
「空調系資格なんか取得する価値はない!」
なんてのたまう無能ビルメンも大量発生しているのが困りものですが・・・。

空冷チラーは言ってしまえば前回の記事でも書いたとおり
「でっかいエアコン」
なので資格なくてもまぁ良いのですが、もう一つの吸収式冷温水発生機、これになると話は別です。

これはちょっと複雑で、確かに操作に資格を要しこそしませんが物理的現象だけではなく化学的な知識も必要なため、そもそも資格を取ろうともしない残念な頭の人には触らせるのはリスクが大きいと言えます。

これはちゃんと講習などを受けておかないとちょっとした操作ミスで使い物にならなくなる機械です。
個人的にはこれにこそキチンと資格を設立するべきだと思っていますf^^;

どうだったでしょうか?
空調にかんする資格について書いてみました。
長年経験を積んだ人やキチンと勉強されている人には
「何を今さら」
な内容ですが、業界以外の人もこれらの事に興味持っていただけたらなぁと思います。


ではまた次回をお楽しみに~( ´∀`)ノ

ビルメンで下位系列でも働きたい方いましたら紹介しますのでコメントもいただけたらと思うのでブログでもツイッターでもご気軽にどうぞヽ(^。^)ノ


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