しばらく雨が続いていましたね。こう降りつづける湿気で蒸し蒸しするのが辛いです(><)
shikke_atsui
そしてビルでも湿気は厄介な問題です。
今回はそれに関する話をしたいと思います。

この時期ビルの中で湿度が高くなって問題になるのは壁や窓に水滴(結露)が付いてたり壁やいろんな物にカビが生えてしまう事です。
結露してしまうと情報機器の電気系にも良くないし、垂れた水滴で書類が濡れてしまう事があります。
food_pan_kabijiko_computer_coffee_kobosu

特に地下はその傾向が高いように感じます。
空気と言う物は温度が高いと上の方へ上がっていきますが、外から取り入れた湿度の高い空気のでも温度が低い部分は下の方へ行きます。
そして割りあい地下は涼しいもので数フロア違うだけでもかなり室温に差があります。
そうすると室温がその湿度が高い状態で空気中の水蒸気が結露する露点温度を下回って、水蒸気が霧になって更に湿度が高くなり、金属部分の温度が露点以下になったところで結露して水滴が付着、そこから水が垂れて大事な所が水損・・・・・なんて事になったりします。

この辺りはボイラーの資格勉強や会社の研修なんかで教わりますが、そこではこういった図で表されますがかなりメンドクサイので感覚で覚えなくてはなりませんf^^;
joshitsu3

さて、もちろんビルメンとしてはこの状況は好ましい筈がなく、どうにかしたいと考えます。しかし・・・・・・
どうにかする方法はわかってもどうにかする為の設備があるかそのビルによります。
つまりどういう事はというと・・・・・・・
古い建物や建築時に金をケチった建物は

1.そのビルにある空調設備にその能力が足りないor設備の数が足りない
2.電気代の関係で動かせない

というパターンがあったりするのです(><)
というのもケチった建物は建築物環境衛生法(通称ビル管法)に適合するようギリギリの能力で設計された物もあり管理する人間の求めるレベルに達してない物も多々あります。

また湿度を下げるには取り入れた空気を空調機内で冷やして機内で結露させてドレン排水し室温では結露しない乾いた空気を給気するのですが、下の空調機内のイラストの矢印で示してある還気(室内から回収した空気)の再利用を行わず全部捨ててしまう設計の空調機があったりします。これでは最初から外気を除湿しなければならず非効率&不経済です。自分の現場がまさにこれで設計した奴を小一時間問い詰めたい気持ちです(#゚Д゚)=○)`Д)、;'.
還気
また、除湿を行うには空気を冷やす必要があるため、熱源設備を動かすことになります。これがまた電力を食います。熱源の種類にもよりますが数百kW単位になるでしょう。エアハンドリングユニットも規模によりますが100kWは容量があります。
これらを全て動かせば月々の契約電力を超えて電気の基本料金が跳ね上がります。そして契約電力を超えなくても設備を使った分だけ電気代は掛かります。これをオーナーが嫌がるんですね(TT)
つまり例え設備の能力はあっても、電気代を節約したい為に設備を動かす事を許可されない。こういうパターンもある訳です。こんなんどうしようもないですね(TT)
こうなったらもう我慢してもらうしかありません。

どうだったでしょうか?
この辺りの問題はビルメンの能力の見せ所です。こういった問題をドヤ顔で解決する為に知識をつけて日々の点検を有難がらせるのが我々の仕事ですね(^0^)b

ではまた次回をお楽しみに~( ´∀`)ノ

ビルメンで下位系列でも働きたい方いましたら紹介しますのでコメントもいただけたらと思うのでブログでもツイッターでもご気軽にどうぞヽ(^。^)ノ



現場がわかる!電気工事入門 ー電太と学ぶ初歩の初歩ー【電子書籍】[ 電気と工事編集部 ]

現場がわかる!電気測定入門 ハカルと学ぼう!測定のキホン 宮田雄作/著


電気工事現場代理人入門 ー香取君と学ぶ施工管理のポイントー (現場がわかる!) [ 志村 満 ]





 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村