ビルメンをやっていると漏水対応や点検で配管を見る事が多いです。
漏水だと接続部の緩みや、管や継手(接続のパーツ)に小さな穴が空いてしまうのが原因な事が大部分です。
他には中に詰め込まれているパッキン(ゴム等の隙間埋めパーツ)が劣化したりで隙間が広がったのが原因というのもありますね。
自分が入社した頃は漏水なんかの処置は
とにかく増締め
と教わりました。要は緩んだパーツ締め直しする事ですがそれ以外の原因もある訳で中途入社の身では分からない事も多く気も弱いのでなかなか先輩に聞けないものでしたf^^;
他には細い配管ではシールテープを巻いてその上からビニルテープをキツク巻くなんて事もやりました。
シールテープとは水を通さない柔らかいテープであまり粘着力はありませんが防水という面では信頼がおけます。
ビニルテープは粘着力の強い丈夫なテープです。
パーツの取替えなどを考えなかったり、補修部分を人に見られても大丈夫ならばこれで事足りると思います。
これらのテープはビルメンの常備アイテムですね。
パーツの増締めに関してはキチンと先輩と相談するのとパーツそのものの勉強をしてからじゃないとしない方が良いですね。これは電工とかボイラーとかの勉強でも多少は出てきますが、用途説明程度しかないので実際に研修などでバラしたりして構造を感覚で理解してからじゃないとさらに取り返しがつかない事になりそうです。
これらの本にも基礎的ですが書いてるので参考になると思います。
またパーツの中のパッキンなどの劣化が原因だったりパーツそのものを交換せざるを得ない場合はキチンと適切なパーツを使わないといけません。
当たり前と思うかも知れませんが、意外とテキトーに交換して後日また漏水したという話はよくある話です。
その為にどこの現場でもいざという時に備えてパーツや管球などの管理台帳を作っていますが・・・・・・・新規立ち上げの現場などでは日々の業務に忙殺されてなかなかやり辛いです。何気にもうすぐ立ち上げ1年になる自分の現場においても
皆関心がないのか台帳が完成していません(><)
後は管系の漏水というとPシールという手もあります。
TOTO シール材 【TZ106B】 Pシール オプション・ホーム用品[新品]【RCP】
Pシールとはいわゆる粘着力のある粘土みたいな物で自分もよくは分かりませんが、わりと大きな穴を埋める為のものです。それなりに硬くて丈夫なので通常の水圧なら耐えられます。しかし極端な水圧だと貼り付けても水に押し退けられてしまう事もあります。そうなったらもう管やパーツ交換しかありません(TT)
どうだったでしょうか?
漏水といっても水を処理するのと、管系に対する処置では違いもあって面白いんではないかなと思います。
やってる時は
勘弁してくれ
な気持ちなんですけどねf^^;ではまた次回をお楽しみに~( ´∀`)ノ
ビルメンで下位系列でも働きたい方いましたら紹介しますのでコメントもいただけたらと思うのでブログでもツイッターでもご気軽にどうぞヽ(^。^)ノ
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