




こないだ会社に提出した見積書に不備があって再提出になりました。
とある熱源設備の洗浄委託ですが、理由は
①洗浄に使う薬品費がない事
②廃材引取費とは何を引き取るのか?
③労務管理費って何?
の3点でした。
薬品費がなかったのは私の手落ちです。
その辺りは雑材消耗品費で考えていて特に項目を入れる発想が無かったのが悪かったのかも知れません。
また、委託先からの見積書には内訳が何もなかったので項目は自分で考えてウチに利益が一定以上出るように金額配分して作りました。

廃材引取費や労務管理費もその一環です。
業務として提案する事には会社に利益を齎さないといけません。ボランティアではないのですから、常駐の固定費以外にこういう臨時作業や計画外利益を出してボーナスや昇給の原資にしないと会社の資金が目減りして給与も怪しくなります。
こういう項目を入れて利益を得る訳です。
もちろん今回の委託先の見積書にはありませんでしたが、こういう項目は普通にあります。その場合はソコに書き込まれていた金額に不自然ではない程度にいくらか上乗せします。
今回は無かったので項目を作り金額を入れました。

しかし、今居る現場には契約先に提出する見積書には縛りがあってそれは、
諸経費の項目は入れちゃダメ
というものです。何を意図したものなのかは判りませんが、これのせいで他に振り分ける金額が増えてしまうのです。
材料に他でも手に入る物は手を加えられませんし、必然的に作業費(人件費など)や運搬交通費、廃材引取費に上乗せする金額が増えます。
しかし、交通費などは項目の特性上極端に高額には出来ません。自然作業費など限られた項目に上乗せ額が多くなります。提出された見積書の項目は契約先の人も当然見るので利益を出す為といっても不自然に高いと
なんでこの項目がこんなに高いの(`Д´)!?
と怪しまれます。今回は内訳がなかったのでこれ幸いと多少無理があるかなと思いつつも廃材引取費や労務管理費を他とバランスを取る為に便宜上加えた訳です。
薬品費はさっそく委託先へ確認メールして返事を待ちますが、他の項目の件は正直察してほしいですf^^;
しかし確かに先方に突っ込まれたら苦しいモノがあるのは事実なので、事前にそういうリスクに気付かせてくれた事には感謝なのですがf^^;
薬品費が判明したらその廃材引取費を薬品費に差し替えて、労務管理費は・・・・・作業費の1台当たりの単価をもう少し上げて補おうかなぁ、と思います。
どうだったでしょうか?
見積書作成は結構頭を捏ね繰りまわして利益を加えています。
違和感ない金額配分を出来るようになるにはまだまだ経験積まなければな、と思いました。
ではまた次回をお楽しみに~( ´∀`)ノヽ(^。^)ノ

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