




最近極端に寒い日が突然来たり、かと思えば過ごしやすいになったりと微妙な気温の日が続きますね。
ビルメンとしては空調的に面倒な時期です。
今は冷房でも暖房するでもない中間期という時期です。
中間期とは大体4~6月・10・11月ですが地域や建物のオーナー、ビルメン会社によってまちまちです。
建物を訪れるお客さんを最優先にするならもう暖房にしているかもしれませんね。

しかし大抵のビルはまだ暖房はしていないと思います。
ビルの空調は個室などを除いて全館で統一されています。
そして1年の決まった日に冷暖切替という作業をしてようやくその時期に合った空調が出来る訳です。
今の時期で言えば、これまで冷房専用だった空調機を暖房出来るようにする、という作業ですね。
詳しくは過去の記事冷暖切り替えという記事を見てみてください♪
この時期はビルメンに対して建物の従業員さん達からちょくちょく苦情が入ります。

寒いんですけどヽ(#`Д´)ノ
なんてふうにf^^;。我々としてはオーナーから承認を得て冷暖を切り替える時期を決定しているので、たまたまその日が寒かったからといってもおいそれと切り替える事は出来ません。こういうのは協力会社さんも関わる作業なので臨時にプロを呼ぶと結構金が掛かります。

なので、こちらとしては丁寧に事情を説明して厚着してもらう等で我慢してもらわなければなりません。
もしくはストーブなんかの個別の暖房器具を自前で用意してもらうかです。

あと問題になるのは外調機、外気を取り入れるタイプの空調機です。
これは見た目には空調機と変わりませんが、館内の二酸化炭素濃度を規定値以下に保つ為に外気(OA)を取り入れて空調する物です。
最初に書きましたが今は中間期です。
つまり冷房はしていませんが暖房もしていません。
じゃあこの時に空調機は何をしているかというと・・・・・・・
取り入れた外気をフィルターでろ過して温度調節はせずに館内に吹出しています。
と、いう事は外の冷たい空気を冷たいまま流し込んでいるんですね、一応ホコリやゴミなんかは除去していますがf^^;。
しかしそれでも館内の人が窒息しないように外気は入れる必要があるので例え「寒いじゃないか!」と言われても運転しない訳にはいきません。ここが辛いところです(T_T)
全熱交換器を使用するなど、いくつか手がない訳ではありませんが正直焼け石に水といった感じで効果の程は・・・・・・あまり・・・と言ったところでしょうか。
どうだったでしょうか。
この辺りは館内の従業員の方々とのコミュニケーションやビルメンの知識を使った説明でなんとか理解してもらいつつ個々人での対応をお願いする期間という事でビルメンの対応能力が試される時期なのかなぁと思います。
ではまた次回をお楽しみに~( ´∀`)ノ

現場がわかる!電気工事入門 ー電太と学ぶ初歩の初歩ー【電子書籍】[ 電気と工事編集部 ]

現場がわかる!電気測定入門 ハカルと学ぼう!測定のキホン 宮田雄作/著

電気工事現場代理人入門 ー香取君と学ぶ施工管理のポイントー (現場がわかる!) [ 志村 満 ]
Tweets by rakanedtemple






コメント