過去記事で書いた工事の立会いをしました。

立会いとはいえ、電気設備の停電はコチラでやるので年次点検と同じ緊張感がありました。
知ってさえいれば電気主任技術者の号令で操作するだけですし、手順書もしっかり作ってあるのでさほど難しい事ではありません。
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しかし、つらつら思うにこの【知ってさえいればやれる】というのにこういう操作をやりたがらない人間がいるというのに少々困惑しています。
確かに知っているだけでは経験していないと自信がなくて尻込みしてしまうのは解ります。
ただ、こういうのが勤続10年以上のベテランでさえ発生してしまうというのに
なんだかなぁ・・・
と感じてしまうんですよね。

会社も実際に通電している電気設備の停電操作を研修とかでやればいいのにとか時々考えてしまいますf^^;

とはいえ、実際の停復電操作で遮断器の引出し・押し込み操作というのは入社して実際の年次点検に参加するまでやった事はありませんでした。
職業訓練校でも習いませんでしたしね。これ訓練校上がりの人は知らない人もいるんじゃないかなぁ?と思います。
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この写真の遮断器は
押し込まれている状態
です。
遮断操作をした後、手前にある器具を差し込みテコの原理でレールを滑らせて断路状態にする訳です。
こうすれば誤って投入操作をしても断路しているので遮断器の二次側へ電圧が掛かる事はありません。

復電操作の時は当然、押し込み操作をして接続状態にしてから投入操作をします。
手順書をしっかり作っておかないと割りとこういう簡単な事を忘れて事故を起こしがちですf^^;

なにせ電気事故を外部に波及させてしまうとオーナーではなく電気主任技術者が責任を負って罰金とか行政処分を食らってしまうので電気主任技術者はピリピリして手順書作成に当たります。
こういう状態の電気主任技術者には逆らってはいけません。
電気作業においては彼が絶対正義と思う位の気持ちになって協力しましょう。
本人も責任感から追い詰められているので、さらにイチャモンをつけるような事をすれば心労から本当に電気事故で死人が出る可能性が十二分にあります。
kanden_gaikotsu

しかし、今回の電気設備工事はビルメンの仕事の中で電気設備を扱うという事において良い経験となりました。
今まで年次点検で決まりきった段取りで扱ってきた物を、臨時提案作業として受変電設備から一つの系統をまるごと停電させて工事するというのは、自分が工事した訳ではないですが達成感というか電気を多少なりとも学んできた甲斐があった実感があります。

これは一つの提案しての工事でしたが、こういう
1.提案
2.協力会社へ見積もり依頼
3.自社見積もり作成・社内認可
4.顧客へ提案・承認
5.正式発注
6.作業実施
7.報告書作成・計上処理・報告書&請求書提出
といった現場における一連の業務をこなせるようになると一端のビルメンとしてスタートラインに立てるのかなと思います。

ではまた次回をお楽しみに~( ´∀`)ノ




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