年も明けて仕事も本格的にスタートしました。
今は冬なので当然ビルメンとしては暖房に気を使いますね。
しかし、いくらビルメンといえど扱う機械設備がその建物に合っていなくてはどうにもなりません。
今回はそんな話です。
事の初めは年末。
一日1回の機械巡回中に冷温水ヘッダーの往きヘッダー内のお湯の温度が通常なら40℃前後あるのに、その日は32℃まで落ちていました。
冷温水ヘッダーとは、空調機やファンコイルユニットに通す冷水や温水を貯めておくタンクの事で、冬なら熱源設備で作られたお湯を貯めてココから必要とする設備へ送り出す物です。
正直なところ
問題はその性能に対して負荷である空調設備、とりわけエアハンドリングユニット(AHU・空調機)の能力が大きすぎて熱源機器の能力が追い付かずに、
なんだそれ?
なんで7℃しか上がらないの?
休んでる圧縮機動かして頑張ってよ
という気持ちですがそういう機械ならそれはそれで機械を責める訳にはいきません。納得は出来ないけどきちんと仕事はしているのですから。問題はその性能に対して負荷である空調設備、とりわけエアハンドリングユニット(AHU・空調機)の能力が大きすぎて熱源機器の能力が追い付かずに、
お湯を温めるよりも空調機で下がる方が大きいという事
です。・・・・・これ設備設計ミスじゃね?
空調機負荷と熱源設備能力のバランスが取れていないという事はそういう事です。設備設計担当者は何をどう計算してこうしたのか・・・・。
しかし、こんな設備でこれまでどうしていたのか?
去年に受注して間もない冬はまだ現場の設備に慣れていないというのがあったし、夏はコロナ関係でその期間はほぼ閉館状態だったのでこの問題は顕在化していませんでした。
これは早急に手を打たないと、我々の管理業務を疑われてしまいます。
正直設計者を探して問い詰めたいと思いますがそんな事をしても仕方がありません。
まずは何か打てる手を検討しなければ
取りあえず能力が大きすぎる空調機は封印するとして、空調管理は全てエアコンとファンコイルユニットにするかと。
空調機は外調機でもあるので、CO2濃度が気になりますが営業日は正面を開けているのでどうにかなるでしょう。
外部への開口部がない地下をどうするか?の問題はありますが排気ファンを運転してが排気による負圧を使い、階段を通じて外気を引き込むか?
エアコンは事務エリアに限られるから問題はないとして。
お客さんエリアはファンコイルユニットの設定を30℃位にして、風量を最大にすれば外気が大量に来てもなんとかなる・・・・・・・・・と思いたい(><)
兎にも角にも資料とデータを揃えて契約先へ報告しなければと思うのですが、ほぼ100%
「で、対策は?」
と聞かれて上記の対策が却下されれば巨額の金が掛かる設備更新を緊急で提案せざるを得ないのが恐ろしいところです(><)
年明けもはよから厄介事でスタートして思いやられます。
しかし今年も腐らず頑張っていこうと思います!
ではまた次回をお楽しみに~( ´∀`)ノ
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