こないだ自現場での電気設備年次点検をやって思った事があります。
それは
電気主任技術者の仕事が大変すぎる
です。

私たち下っ端は準備こそ手伝う事は出来ますが、実際に主任技術者は年次点検に際して何をしなきゃいけないかは分かりません。
高圧部分は保安協会にやってもらって、
我々は低圧の分電盤の絶縁測定をするのは判っているので、効率的に漏れなく実施する為にリストや点検表、配置図面を作成揃えたり、
保安協会が実施する幹線メガに対して事前に開放する各分電盤の主幹ブレーカー一覧や自分達で主幹二次側を一括で絶縁測定をやる際に、測定するとマズイ精密機器等の開放しておく小ブレーカーのピックアップしたりなどの雑用はしていました。
走り回る書類仕事

しかし、主任技術者は保安協会の手配や契約、消防計画作成&消防署への提出(消火ポンプや誘導灯も停止するため)、タイムスケジュールや全体手順書の作成、さらには契約先との打ち合わせや周知書類作成にオフィスの複合機やUPS、自動火災受信機の停止やバッテリー外し&それらの復旧手順や一覧表などてんてこまいだったようです。
訳ワカメ

それに今の現場の年次点検は2回目ですが我々としては初めてだった去年にくらべれば思いのほか早く終了したので多少の問題点はあったものの十分な出来でしたが、応援で来てた支店の上司的には手順書の抜けや緊急連絡表の間違い、指示系統の問題点など指摘事項だらけでした(><)
joushi_buka_men1_shikaru

正直なところ主任技術者の仕事量が多すぎです。
その為の選任手当てでしょ?
と言われればその通りなのですが資格試験でその辺りの事は勉強しませんし、1度2度責任者をやったところで身に付くような事ではないと思うのでもう少し実務知識や方法を会社からレクチャーしてあげて欲しかったなぁと思いました。

それを考えると前の現場での所長だった人は経験も知識も豊富で押さえるところは押さえていたなぁと尊敬しています。

自分達下っ端の今回測定するのは電灯盤に限定したのもあり終了は早くて詰所にある系統監視盤の対向試験?やシーケンス試験を見る機会がありこれも良き経験となりました。
これは後で時間を掛けて自分の中で消化していきたいと考えています。

ちなみに終了後には新たな天井漏水(今回の点検との関連は全く無し)が発生してしまい疲れ切って帰宅後が泥のようになって寝てしまいましたとさ♪

ではまた次回をお楽しみに~( ´∀`)ノ




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