さてさて今度は同じ非常照明繋がりなんですが、食堂の配線ミスを直してから、立会いをしていた仲間から前々回の記事の漏電警報はもしかしたら

少し前にやった非常系統の電気設備年次点検で地下の系統で絶縁が悪かった所があるのでソコを点検の為に切り替えて点灯させた時に起こった事かもしれないのでこの際調べてみよう。

という事になりました。

以前私が参加したココの年次点検は一般系統なのでこの情報は知りませんでした。

ともあれ地下に下りてEPSの非常系統の盤を開けて非常照明系統のブレーカーをかいほうし、メガ―を掛けてみました、すると・・・・・

なんと0Ωです

そりゃ切り替えたと同時に漏電しますわ。
むしろなんで28mAしか漏電せずに予告警報だけで済んだのか不思議なくらいです。

では次にどこで漏電しているのか?

それを調べて直さなくてはなりません。
まずは非常照明の配線図面を引っ張り出して配置や接続点の場所を確認します。
michi_mayou
すると、スプリンクラーポンプ室・シャワー室・階段附室2か所・受水槽&ポンプ室に器具や接続点がある事が判りました。

そこで回路の分岐点最初の照明の電線接続を外して絶縁抵抗を測り、どの分岐系統で漏電しているのか可能性を絞っていきます。

しかしここは地下。
一般の人は来ない所のため必要な所以外は天井ボードはありません。
1.天井ボードのない所の非常照明は電球タイプで器具内で圧着で接続という面倒なタイプ。
2.ボードのある所は電線は差し込みタイプで楽。

ともあれ可能性は一つ一つ潰していきます。

まずは楽な差し込みタイプ
これは階段附室やシャワー室にありました。
前回の食堂の照明と同じで天井ボードから引きずり出して電線を抜きます。
そして電線を万が一にも感電しない為に端末処理(銅線部をビニルテープで巻く)して開放しているブレーカー二次側にメガ―を掛けます。
結果は・・・・・・

ダメです。
まだ0Ωです。という事はこれらの系統の先で漏電している訳ではなく別の所で漏電しているという事です。
本音はこれらの所でだったら対処は楽だったんですが・・・(TT)

次は電球タイプの場所です。
このタイプは受水槽&ポンプ室スプリンクラーポンプ室です。
電球タイプの配線接続は圧着なので切り離し方法は配線切断しか手がありませんでした。

もう終業時間も近く受水槽&ポンプ室の一角だけにしようと中に入り脚立を立てようとしますが室内最初の分岐は何台もあるポンプの配管や受水槽の配管が集中している所でなかなか上手く立てるのに苦労しました。
割りとこういうのはよくある事ですが作業の為に安全を放棄せざるを得ない状況は怖くて貯まりません(><)

電球を外し、器具を外し、圧着部分が見えてきて絶縁の為に巻かれている耐熱の絶縁ビニルテープを外しリングスリーブの刻印を確認してからペンチで切断しました。
そしてメガ―を掛けます。
結果は・・・・・・

だめです。0Ω・・・OTL
苦労してコレです(TT)

時間もないので調査はこれで打ち切りとなり、切断した所を元通りに圧着してテープを巻き、器具や電球を取り付けて片付けをして戻ると・・・・・終業時間を40分も過ぎていました。

すっきりしませんがこれ以上は個々の調査で掛かった時間を踏まえると大幅な残業が見込まれるのでやらない事になりましたが、続きは後日の所員に託す事になりました。
別にサボっているわけではないんです。
非常照明だから日常で問題がある訳ではないですし、残業による経費削減もしなければいけませんし就業時間内の出来る時間にやれば良いかなとf^^;・・・・・なんかいい訳臭いですがf^^;

どうだったでしょうか?
最初は検針での警報から派生していった各対応。
こういうのが重なると月間(自営・委託問わず)作業予定に狂いが生じてくるので極力発生してほしくはないものです。
しかしこういう対処の報告書とかで契約先にキチンと仕事してるんですよアピールが出来るので複雑なところですねf^^;
何もなかったらなかったで要らない子扱いされて予算削られて次回契約や入札で料金下げられる恐れもありますし(><)


ではまた次回をお楽しみに~( ´∀`)ノ




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