この間ちょっとした補修をしました。

巡回中にビルの従業員の方から
ちょっと相談が・・・・
と言われて話を聞くとどうやら従業員さんの使用している事務機器をコンセントにつないでいる
コードのプラグが破損したので修理出来ないか?
という事でした。
kouji_maintenance

物を見てみると可動プラグで
20210726_111615
片方のプラグの付け根が欠けています。
20210726_111655
その部分に触ると可動パーツからずれてしまいますね。
これでは差していたコンセントから引き抜く時に外れて差さったままになって感電事故を引き起こしかねません。
これらの写真は既に修理が済んで回収した物なのでコードはついていませんが手順なんかを紹介してみようと思います。

20210726_111615
ちょっと薄いですが写真の赤◯部分のビスをドライバーで外します。
すると。
20210726_111817
中身はこうなっています。
下からコードが入って来ていて左右のビスの首の銅線が巻き付いてネジ留めされています。
電気工事士試験のランプレセプタクルのネジ留めと同じ雰囲気です。
レセップ
今回はコードなので硬い銅線ではなく銅の「より線」ですが。

また、今回はコードが内部断線などをしていた訳ではないのでコード剥きとかしないで付いていたコードをそのまま使用しました。
ネジ留めされているコードのより線をネジから外して倉庫から取ってきたプラグの在庫品に取り付けてカバーを付けて終了です。
20210726_112533


これが動きの激しい機器につながるプラグだったら断線したりで一度切断してからコードを剥いて取り付け直すなんて事もしますが今回は楽に終わって良かったです。
ホテルにいた時は太いキャブタイヤコードのプラグの切り詰めなんかもしてました。

こういう作業もビルメンはありますが電気工事士の知識や技能試験の練習が活かせる機会でもあるので私的には楽しい作業の部類ですね♪

どうだったでしょうか?
この手の作業は一般家庭でも使える技能なので少し勉強してみるのも面白いかもしれません。
もちろん多少なりとも電気の知識が要るので不用意にやるものではありませんが、身に付けていれば修理代は材料費だけで済みますしね。

ではまた次回をお楽しみに~( ´∀`)ノ




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