ふと自分の仕事である設備員と清掃員、警備員で現場の人間としてどれが生きていく上で有利なのか考える時があります。
sagyouin_woman09_question

身分の安定でいえば設備員や警備員は正社員への道が会社ごとで違うにせよ目があると思います。
ウチの会社も最初は契約社員ですが一応正社員の道は拓けています。

清掃員は正社員は極わずかで殆どはパートさんというイメージ。
それこそビルクリーン技能士やビル管の資格を取らないと難しいんじゃないでしょうか?
しかし設備員も会社によっては非正規で使い潰される事もあると聞きますが正直分からなくなってきましたf^^;

個人的には清掃員も専門知識が必要だし、建物の衛生管理上でいろんな提案で臨時案件で利益を取れる可能性があるのでもっと正社員への道はあっても良いと思っています。
実際現場でも清掃作業的な事で知識的に頼る事が多いです。
job_souji_seisou_gyousya
ねずみ害虫防除や廃棄物のマニュフェストとか清掃員さんの方が詳しいんじゃない?って思うのでソッチはお任せしたいですf^^;

その点警備員は利益を得ようとする観点からだと結構不利だと思います。
何もないのが当たり前、何かあると警備体制の不備を疑われる
しかも提案的には現場からはほぼ不可能です。
利益に結び付ける知識がないし手続きも分からない上に日々の勤務でいっぱいいっぱいでしょう。
私も昔警備会社に居た頃、
災害用品を売れ
なんて言われた事がありますが、そんな事は出来るわきゃありません。営業の事なんか全く知らないんですから。
心の中では
んな事知るか!
そりゃ営業の仕事だろ、営業が先方に足繁く通え
なんて思っていましたf^^;
もちろん設備員になってからはそういう業務も学び臨時業務での利益が会社からの評価に繋がると自覚したので業務に積極的にもなりましたが警備員のそれは単に営業部の仕事を現場に押し付けているだけです。

世の中のビルメンテナンス業で知られているのはどっちかというと清掃業務なので各企業はそっちからのアプローチもしていってほしいですね。
各清掃作業には設備知識も必要なのもありますしそこから設備知識にも詳しくなれます。
常駐現場なら探せば提案出来る事なんていくらでもあると思います。
そうやって利益に貪欲になれば清掃員も正社員になりやすくなるでしょうし。

警備員は臨時業務を受注出来る可能性はほぼ無いので実質年間警備料金のみの利益しかありません。
多少防災グッズを売って小銭を得る事は出来るかも知れませんが纏まった利益に出来なければ無視出来るレベルでしょう。
警備料金の値上げなんかオーナーからすれば上げたくもないでしょうし品質でアピールとか消防訓練くらいでしか出来ませんが、実際火事なんか起きたら不備事案なのでマイナス要因です。
下手したら自動火災報知設備や非常放送も出来ないような警備員だってたくさんいます。

そういう観点から警備員は勤務時間分は給料は安定していると言えますがそれは階級を上げない限り昇給が殆ど見込めないので人生的にはおススメは出来ないですね。
私が居た警備会社は年間昇給は500円でしたよ。(これでも自称大手w)

どうだったでしょうか?
設備員はガッツリ臨時業務を受注していける下地があり、清掃員は会社の意識さえ変わればチャンスはあります。
しかし、警備員は・・・・・・・

勘違いしないでほしいのですが私はこれらどの業種も世間に誇れる仕事だと思っています。
警備員もかつてしていた事もあるので愛着があるくらいです。
ただ会社の体制が気にくわないのと未来に展望が持てないのも事実と考えています。

願わくば現場労働者が幸せになれる待遇になる事を・・・・

ではまた次回をお楽しみに~( ´∀`)ノ




現場がわかる!電気工事入門 ー電太と学ぶ初歩の初歩ー【電子書籍】[ 電気と工事編集部 ]

現場がわかる!電気測定入門 ハカルと学ぼう!測定のキホン 宮田雄作/著


電気工事現場代理人入門 ー香取君と学ぶ施工管理のポイントー (現場がわかる!) [ 志村 満 ]



 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村