私は職業訓練校からビルメンになったクチで、道具もソコから貰った物をよく使っています。
自分の時はさらに特殊で言ってた訓練校が私の代で移転する事になり古い物の処分を兼ねて
「欲しい物あったら持っていって良いよ」
なんて言われました。

その頃は電気工事士の資格試験は申込みだけの状態だったのでこのままでは自分で技能試験の材料を買って揃えなければならないところでしたが、この一言があったのであらゆる物を工具ケースごと持って帰りました。
ワイヤーストリッパーやペンチ等は勿論の事、端子台やランプレセプタクルやVVFケーブル、電工ナイフやコンセントやアウトレットボックスやブッシングなんかも持って帰りましたf^^;


しかし今回語りたいのはそれらの中でも特に就職後も使っている物を紹介しようと思います。

というのは、私の会社のビルメン会社は基本工具や測定器類は現場経費で揃えて個人が日常的に使う物は貸与という形で持ち、現場を異動する時はその現場に返却するという方式です。

この方式は自分で買わなくて良いというメリットとも取れますが、逆に自分の物ではないので壊したら面倒だしプライベートに持って帰る事は憚られます。失くしても面倒ですしね(><)

という事で私は訓練校で貰った物でいくつか使い続けている物があります。
これは自分の物なので気兼ねがありません♪
もし壊れても貸与品があるので業務に支障もでませんから気楽です。
ホントに壊れたら自分で買い直しますしf^^;

ではその道具の中でもいくつかこれは絶対使い続けた方は良い物とは・・・・

まず検電器
これです。
これは先端をコンセントに差し込んだり、電線に当てて電圧が掛かっていると音が鳴ったりランプが光って知らせる物です。
感度を上げれば絶縁被覆の上から当てても分かります。
感電事故を防ぐにはとても便利でコンセントやスイッチ交換作業には必需品です。

次にテスター
電気回路の導通がちゃんとしてるか?や端子間の電圧を測る事が出来ます。他にもいろいろ使い方が出来る便利アイテムです。
現場でテスターというと
こういったわりとデカい物を備品として買ってあるんですがこういった物は点検とかの正式?な作業には使いますがコンセント取り付けとか簡単な作業には使いづらいので一個目の手帳タイプのがおススメです。

このテスターはコンセントから電気が来ないとか、ブレーカーが入っているのに電気が来ない等障害が発生した時の調査に非常に役に立ちます。
このテスターの使い方を突き詰めると周りの人からの見る目が変わるかも知れません。ちょっと大げさかもしれませんがf^^;

どうだったでしょうか?
職業訓練校から貰う物は教材費として既に払っている物なのに実践の場で役に立つ物が多いのでこれらはとっておいた方が絶対に良いです。
古い先輩の中には
「個人で持ってて当たり前」
みたいにアホな言動をかます老害もいるので自衛の為にも。

ではまた次回をお楽しみに~( ´∀`)ノ




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